次世代システム基盤
- 地方自治体では多くの業務システムがそれぞれ孤立した一つのアプリケーション、独立したデータベースで構築しているケースが多く、例えると各々が一枚岩の構造で構成されています。
- それぞれが自治体の膨大な情報を保持しているため、特にバッチ処理の性能問題を抱えていることが多いです。また、孤立したアプリケーションをつなぐためにデータ連携が多く発生することも処理速度を下げる結果となり、性能劣化により業務側への負担が増すことが多いです。
- これらの弊害は特に繁忙期に顕著に表れます。現行のデータベース性能に限界があったり、簡単にスケール拡張することができない困難なケースが大半を占めています。
- また、法制度改正などで新たな情報連携が必要になることもあり、他のIT資源(パッケージやクラウドサービスなど)とシステム間の仕様差異を調整することに多大な労力を要します。その結果、改修費用が嵩んだり、止むを得ず運用回避として職員の負荷が発生する起因となります。
分散処理技術によるアプリケーション超高速化
![超高速分散処理基盤](/dcms_media/image/platform_02.jpg)
行政サービスを捉供する上では、高い信頼性が求められます。システム性能はその中でも重要な要素となります。現場で直面するオンライン・バッチ処理の性能課題について、弊社では高速分散処理基盤を始め、多数の自治体運用現場で培った技術的な改善策を提供することが可能です。
データ利活用のための超高速データアクセス
![超高速データアクセス](/dcms_media/image/platform_03.jpg)
「官民データ利活用」推進を受け、自治体で扱うデータ流通量は拡大の一途にあります。一方、システムデータベースは据え置きの自治体が多く、データアクセスが遅く業務がまわらないという悩みも耳にします。弊社では、既存データベースと共存しながら「必要なデータアクセスを超高速化する」ためのソリューションを提案いたします。
システム分割統合を実現するマイクロサービス
![マイクロサービス基盤](/dcms_media/image/platform_04.jpg)
電子自治体の推進が進み、自治体クラウドや新規導入クラウドサービスの利用など、外部サービスとの連携機会が拡大しています。また、度重なる法制度改正に柔軟・迅速に対応するためには、アプリケーションから改修箇所を独立して変更できる構成にしておくことが有効です。このように、アプリケーションは従来の「一枚岩」の構成ではなく、「マイクロな内外サービスの集合体」で構成されることが求められてきております。弊社では「マイクロサービス」や「コンテナ技術」を用い、システム改修のスピードアップやコストダウンを提案いたします。
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