ピースミール・テクノロジーの成り立ち
産総研によって開発された技術を活用した事業展開
ピースミール・テクノロジーは、2009年に国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)によって認定された企業として発足しました。産総研は、情報システムのみならず、エネルギー、生命工学、地質調査までの広い範囲を総合的に対象とする国内有数の公的な研究機関です。
ピースミール・テクノロジーは、産総研の研究成果を事業として展開するために起業し、そのために必要な技術移転を正式に受けた企業で、「AIST包括フレームワーク技術」の技術移転を受けています。ピースミール・テクノロジーでは、「AIST包括フレームワーク技術」にもとづいて、「AGUAフレームワーク」を独自に商品化し、それを用いた事業展開を行っています。AGUAソリューションはこのフレームワークを用いたシステム開発支援サービスのことです。
ULSグループ
ピースミール・テクノロジーは、ULSグループ株式会社(証券コード:3798)のグループ会社です。ULSグループは、2000年に創業した、戦略的ITコンサルティング会社であるウルシステムズ株式会社を中心とする企業グループで、次世代ビジネスの成功を先端技術でリードし、お客様とIT業界にイノベーションを起こす理念のもと、テクノロジーベンチャー集団を形成しています。
ピースミール・テクノロジーは、AIST包括フレームワークの発注者側の標準への導入に、同社の発注側支援コンサルティングのスキルを活用しています。ウルシステムズの発注側支援コンサルティングのサービスは、技術スキルに裏打ちされた実践性の高さで知られています。システムの企画までのコンサルティングにとどまることなく、実際に企画したシステムを実現し活用するところまでを、ユーザ企業のIT部門に寄り添う形で支援を行います。
ピースミール社会工学
社名である「ピースミール」は、20世紀の哲学者カール・ポパーが提唱したピースミール社会工学に由来 しています。そこには小さな変化の積み重ねで社会を変えていくという意味が込められており、科学技術による社会変革の本質を表しています。私たちは、現在と断絶した理想の未来ではなく、科学的な仮説検証による確実な変化の積み重ねを先進的情報技術で加速することにより、社会の持続的発展に貢献したいという願いを込めて「ピースミール・テクノロジー」 と命名しました。