多重請負型 ⇒ 日本型内製

私たちは、システムの日本型内製のパイオニアとして、多重請負型のピラミッド構造ではなく、個性ある開発企業が連鎖したチェーン構造での開発により未来を拓きます。

ピースミール・テクノロジーは創業以来、AIST包括フレームワークに基づく利用者主導の開発を推進してきました。この活動を通じて、開発の発注側と受注側の両者にメリットをもたらし、現状のSI業界を歪めている課題を解決する可能性を見出しました。それがチェーン型開発です。

icon-check-square-o 多重請負モデルの限界を越えて

ビジネス環境に合わせた素早いサービス展開が求められる今日では、それらのサービスを支えるITの効率的な実現手段が必要とされています。従来はユーザ企業が一次請けとなるSI企業1社に開発全体を委託し、受注企業は多重請負構造で作られる開発ベンダーのピラミッド型の体制でシステムを実現することが広く行われてきました。しかし、この体制では発注側の意図が末端まで伝達しにくいため、機能漏れや手戻りによる納期遅延やコスト超過が生じやすく、時代にそぐわないものになりつつあります。

ピースミール・テクノロジーが提唱するチェーン型のシステム開発は、複数の開発ベンダーが水平に連なるマルチベンダー体制でシステムを構築するものです。一つ一つの機能について、小回りの効く開発ベンダーが素早く開発を行うので、ビジネス要求を素早くかつ正確に実現することが可能になります。

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icon-check-square-o 米国型内製から日本型内製へ

マルチベンダー体制での開発は、システムの内製を行っているユーザ企業では、従来から行われてきたものです。米国では内製が主流であり、多重請負型のSIは日本特有のものなので、内製に転換するべきだという意見を耳にすることも多くなってきました。しかし、米国型の内製を普通のユーザ企業が実施するのは困難です。

規模の大きな開発になると、複数の開発ベンダーのプロジェクトと技術を統制する必要があります。このため、大規模開発に習熟した開発要員を多数内部に抱えなければなりませんが、これまで外部のSI企業に頼ってきたユーザ企業が、その組織を立ち上げることは容易ではありません。また、社員の雇用調整が難しいことも、内部に要員を多数抱える米国型の内製に踏み切れない要因です。

「チェーン型開発」はこの問題を解決し、日本企業に適した内製化を実現することができます。基本的な考え方は、利用者側に標準の開発プロセスと基盤となるアーキテクチャを整備することにより、発注側の限られた開発リソースでシステム開発全体の統制をとることを可能にするというものです。この方式は、これまで札幌市の基幹系情報システムの再構築をはじめ様々な大規模システムに適用され、利用者主導での開発の成功に貢献しています。

icon-check-square-o チェーンの最初の輪を作る

ピースミール・テクノロジーは、これまでは標準となるプロセスと基盤システムの構築と、発注側のプロジェクト管理を中心に行い、それにもとづく個別システムの開発は実施してきませんでした。チェーン型の開発を効率的に導入するためには、一つ目の輪となる開発をスムーズに実施することがキーになりますが、開発パートナーによっては、ここでつまずいてしまう場合があります。

これを解決するために設立したが「システム開発研究センター」です。発注側の標準とその統制の進め方を熟知したピースミール・テクノロジーの技術者によって、チェーンの最初の輪を作ることで早期に開発ノウハウ蓄積し、その展開によって以降の他のパートナーによる開発をスムーズに進めることを可能にします。

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