ピースミール・テクノロジー、札幌市に「システム開発研究センター」を開設

2015年7月13日

2015年7月13日 報道発表資料

ピースミール・テクノロジー、札幌市に「システム開発研究センター」を開設
~利用者主導のチェーン型開発を展開するための拠点として~

ピースミール・テクノロジー株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:林 浩一、以下、ピースミール・テクノロジー)は、「システム開発研究センター(北海道札幌市)」を開設、2015年7月13日(本日)より稼働を開始します。これにより、同社の提唱するチェーン型(注1)のシステム開発方式を展開しやすくすることで、一層の普及拡大を図ります。

ビジネス環境に合わせた素早いサービス展開が求められる今日では、それらのサービスを支えるITの効率的な実現手段が必要とされています。従来はユーザ企業が一次請けとなるSI企業1社に開発全体を委託し、受注企業は多重請負構造で作られる開発ベンダーのピラミッド型の体制でシステムを実現することが広く行われてきました。しかし、この体制では発注側の意図が末端まで伝達しにくいため、機能漏れや手戻りによる納期遅延やコスト超過が生じやすく、時代にそぐわないものになりつつあります。

ピースミール・テクノロジーが提唱するチェーン型のシステム開発は、複数の開発ベンダーが水平に連なるマルチベンダー体制でシステムを構築するものです。一つ一つの機能について、小回りの効く開発ベンダーが素早く開発を行うので、ビジネス要求を素早くかつ正確に実現することが可能になります。

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マルチベンダー体制での開発は、システムの内製を行っているユーザ企業では、従来から行われてきたものですが、複数の開発ベンダーのプロジェクトと技術を統制する必要があります。このため、大規模開発に習熟した開発要員を多数内部に抱えなければならず、これまで外部のSI企業に頼ってきたユーザ企業にとって、実施する上での大きなハードルになっていました。

「チェーン型開発」ではこの問題を解決するために、産総研で開発された「AIST包括フレームワーク(注2)」を用いて、利用者側に標準の開発プロセスと基盤となるアーキテクチャを整備することにより、発注側の限られた開発リソースでシステム開発全体の統制をとることを可能にします。この方式は、これまで札幌市の基幹系情報システムの再構築をはじめ様々な大規模システムに適用され、利用者主導での開発の成功に貢献しています。

ピースミール・テクノロジーは、これまで「AIST包括フレームワーク」の導入・カスタマイズ・保守、またそれを用いたプロジェクト管理支援・教育のサービスを提供してきました。今回、開設する「システム開発研究センター」では、これらに加え、チェーンの最初の輪となるシステムの開発を行います。

チェーン型の開発を効率的に導入するためには、チェーンの一つ目の輪となる開発をスムーズに実施することがキーになります。「AIST包括フレームワーク」を熟知したピースミール・テクノロジーの技術者によって、最初の開発を行うことで、発注側にシステム開発ノウハウを残すことができ、それ以降の本格的な活用を進めることが可能になります。


(注1) チェーン型開発
丸投げでも、内製でもなく、利用者主導でシステム開発を行うための手法で、ピースミール・テクノロジーによって提唱されているものです。従来、開発の丸投げをする場合、一次請け企業を頂点とする多重請負構造で開発が進められてきましたが、発注側との認識の齟齬が多く発生します。一方、内製はすべてを発注側の管理下で行うものですが、高度なシステム開発スキルを持った要員を多数抱える必要があります。チェーン型開発は、発注側に標準の開発プロセスと基盤となるアーキテクチャを用意し、それに従って開発を行う複数の企業によるマルチベンダー開発で、参加企業が水平に連なることからチェーン型と呼びます。

(注2) AIST包括フレームワーク
AIST包括フレームワークとは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所によって体系化された、システム開発を利用者主導で行うための、発注側企業側の開発標準群のことです。ソフトウェアフレームワーク等の開発技術、その技術を効果的に活かすことのできる開発プロセス、そこで使われる成果物について、発注側からな開発ベンダーを統制しやすくなるように最適化した標準が規定されています。ピースミール・テクノロジーは、AIST包括フレームワークを活用したソリューションを公共、民間を問わず、さまざまな事業体に適用・展開しています。

■ ピースミール・テクノロジー株式会社について
ピースミール・テクノロジーは、ビジネス革新を支えるシステムの開発を迅速で確実に実現するために必要な、システム開発・保守・プロジェクト管理・教育等のサービスを提供しています。ピースミール・テクノロジーは、産総研で体系化された利用者主導のための枠組みである「AIST包括フレームワーク」の展開を許諾された産総研技術移転ベンチャーとして設立され、公共機関や地方自治体をはじめ様々な事業体に対して、AIST包括フレームワークを活用したサービスを提供することで、ビジネス起点のシステム開発を支援しています。

URL: http://www.pmtech.co.jp/
会社名: ピースミール・テクノロジー株式会社
所在地: 東京都中央区晴海1-8-10
代表者 代表取締役社長 林 浩一
設立: 2009年10月5日
事業概要: ソフトウェアソリューションの開発・販売、システム開発スキルの移転・教育
拠点: システム開発研究センター
北海道札幌市中央区北2条西3丁目1-16

◆ 本件に関するお問合せ
ピースミール・テクノロジー株式会社 広報担当:篠崎月江
TEL:(03)6220-1471 E-mail : info@pmtech.co.jp

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